ドラマに映画に舞台に小説に・・・
いずれも現役のトップランナーとして大活躍中の
マルチな才能の人、秦先生。
私は昼の部に出席しましたが、講義には、研修科・基礎科問わず、
多くの方が参加されていました。
(実は、この講義を楽しみにしていた私は、
事前に先生のブログをチェック!
すると数日間発熱でダウンしてらしたようなので、
無事回復なさり、そして無事講義が行われて嬉しかったのです♪)
まずは、ご自身のことについて、脚本家になった経緯、創作の上での
気をつけていることなどをご挨拶がわりに、お話してくださいました。
*脱サラして、つかこうへいさんに師事したこと、
*きれい過ぎる人間や、良い人には興味がなく、駄目な人が、少し良く
なっていくことにドラマ性を感じること
*セオリー通りの展開をかならず壊したくなること
*先生ご自身では、映画「恋愛小説家」がとても好きな作品。
・・・といったお話が印象に残りました。
その後は、何かテーマを持って語る・・・というのではなく、
「何でもお答えしようという気持ちでやってきました!
なので、時間の許す限り何でも聞いてください」と
実にフランクなお言葉、そして雰囲気。
最初は遠慮がちだった受講生でしたが、
先生があまりにもストレートかつ正直に答えてくださるので、
受講生側も緊張の糸が若干ほぐれたのか
徐々に突っ込んだ質問がでるようになりました(笑)。
心の肥やしになるお話がたくさん飛び出したのですが、
個人的に、なるほどーと思ったことをここに明記させていただくと・・・。
*コンペやコンクールのシナリオと、実現場の仕事としてのシナリオは、
全く違う。コンペは少しくらい冒険心を持った刺激的な内容で、どうせ
やるならトップかビリを狙えるくらいのものでもいいのでは?。
しかし仕事となると、発注者がいるし、どんな枠でターゲットはどんな人で?、
何が求められているのか?をまず考える必要がある。
その中で自分らしさを出していかなくてはいけない。
*「映画」と「ドラマ」で同じ原案作品をやる場合は、構成を変える必要がある。
映画はよっぽど短気でなければ最後まで観客がみてくれるので、
冒頭がスローで、ラストに盛り上がりをもってきて、余韻を残すつくりにする
ことが多い。
しかしながら、ドラマは最初の10分が大事。これがダルければチャンネルを
変えられるし、できる作家はCMの入りタイミングも計算している。
・・・という、現場のリアルなお話でした。
そのほか、先生の作品には、専門的知識(医療系、法廷系)が必要なものが多い
のですが、そういった部分をどうしているのかな??と伺ったところ、ドラマの
展開要素以外の専門用語は現場の制作スタッフや番組担当スペシャリストに、
お任せすることにしているそうです。
そして、今からスタートラインに立つ新人さんたちへの言葉として
「やれるかわかりませんが、頑張ります」とか「勉強させていただきます」と
いう、良かれと思って言う謙虚さをもった言葉は、現場ではチャンスを失くす事
になるかも!とのこと。
そんな不安がるような作家に、相手もオーダーしていいかわからなくなる、
チャンスには、必死にくらいついて、少しでもものにするようにしたほうが
良いよー、とありがたい助言もありました。
うむむむむ。
打たれてもへこたれない強さ、
何にでもくらいつくくらいの貪欲さ、
そして空気を読む能力。
さらには、人間観察力。・・・が必要なのですなぁ。
まぁ、これって一般の社会人としても、持っていないといけない要素だとは
思いますが、今はなんとなく、そつなく過ごすことが多い時代なので、
そういう強い気持ちが希薄になっているのかもしれませんね。
先生は、来期1月スタートの連続ドラマを手がけるようで、
現在はその作業真っ只中だそうです。
お忙しい中、本当にたくさんのお話、ありがとうございました。
たま(第54期基礎科昼間部)テレビ業界歴は長いのですが、シナリオは未知の世界。
いつか必ず、誰かの心に焼きつくような作品を残したいと
どでかい夢を持っています。
- 2009/11/17(火) 19:30:02|
- 基礎科創作論講義
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本日の創作論講義 「発想法」
[講師] 塩田千種(シナリオ作家) 主な作品はこちら ----------------------------------------------------------------------------------
11/10の塩田先生の講義を聞いて、一番考えさせられたのは、
「ネタは、自分の周りに常に転がっている」ということです
それを掴むためには、ただ家にいるだけでは駄目
出来るだけ人と会って、話を聞かなければなりません
昔から人見知りの僕に、それが出来るのか不安になりましたが、
何とか脚本家に近付けるように、これからも頑張って行きたいです。
山内庸誉(第54期基礎科昼間部)宮城県出身。
2009年夏の公開講座受講後、秋からシナリオ講座基礎科を受講。
- 2009/11/10(火) 13:11:47|
- 基礎科創作論講義
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本日の創作論講義
「私たちはこっ恥ずかしいことをしている!!〜映画と脚本家と監督」
[講師]
タナダユキ(映画監督) 主な作品はこちら中山治美 (映画ジャーナリスト) 主な作品はこちら ----------------------------------------------------------------------------------
この日の創作論講義は、
女性の映画監督として活躍されているタナダユキさん。
ご本人はあまりしゃべるのが…というか講義形式というのが
あまり得意でないそうで、映画ジャーナリストの中山治美さんが質問し、
それに答えていただく形での講義でした。
現役で活躍中の映画監督ということで、
現場での苦労、気をつけている点などを
非常に興味深い話を聞くことができました。
中でも、受講生からの質問に答えていただく場面では、
「ギャラはいくらなのか?」「実際どうやって食べていっているのか?」など
なかなかしゃべりにくいであろう質問にも
「公言しない」「ブログに書かない」ということを条件に
話していただいきました。
というわけで、講義の内容を詳しく書きたいところではありますが
「公言しない」という条件付きだったので、
書く事は控えさせていただきます。
中原芳(第54期基礎科昼間部)九十九里浜に住む自由業者です。
- 2009/10/27(火) 19:05:21|
- 基礎科創作論講義
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先週は台風のため休講となってしまったため、今日がいよいよ「基礎講座」
第一回目!
期待と緊張が入り混じる中、気合を入れて?一番前の席で講義を受けました。
今日の講師は掛札昌弘先生です。
まずはシナリオについてのお話でした。
「シナリオには文法がある。」という言葉がとても印象に残りました。
シナリオには時間の制約もあるし、技術が必要との事でした。
あの、タランティーノも最初は、基礎から始めたとの事。
正直、私は今まではシナリオには「発想」とか「アイデア」とかが必要だと
思っていたけれど、今日の話を聞いたらまずは「基礎」や「技術」を身に
つけなければいけないと実感しました。
そのためにも、この「基礎講座」でしっかり勉強しようと改めて思いました!
次は「シナリオは4つのパートに分かれる」というお話でした。
4つとは「起・承・展・結」…。
え? 起承「展」結? 起承「転」結じゃないの?
(この話は後ほど…)
とにかく、「起承展結」について学び、各自、映画『クレイマー・クレイマー』の
プロットを読んで、パート分けする事になりました。
『クレイマー・クレイマー』、名作だという事は知っていましたが観た事もなく、
内容も知らなかったのですが、
プロットを読んでみたら、とても魅かれて、すぐにでも観たくなってしまいました!
(それだけ、このプロットは素晴らしいものなんだと実感…。)
そして、3名程どこでパート分けしたかを発表し、その後、先生が正解を発表
しました。
正解者は一人もいなかったし、個人的には、思っていたより「展」が長かったです。
「展」はここまでに積み重なって来たことが、ピークに達し、ドラマが一番、
盛り上がって行くところなのです。
そして、講義後の先生との飲み会で判明したのが、先生いわく「起承展結の“展”」
は「展開の“展”」とを意味しているとの事でした。
そうか、「物語を転じる・転換する」のでなく、「物語を展開する」という事なのか!
なるほど…。
最後は映画『嘆きのテレーズ』を観て、実際にプロットを書きました。
聞いた事も、見た事もない映画でしたが、昔ながらのフィルムの世界観とストーリー
展開にはまってしまい、途中までしか観れませんでしたが、最後まで観たくなって
しまう作品でした。
そして、周りからは、次々とペンの音が聞こえてきたのですが、私はしばらくの間
一文字も書けませんでした…。
今日、全員提出しなければいけないという事だったので、なんとか、ストーリー
を思い出ながら書いてはみたものの、自分の文才の無さに情けなくなりました。
再来週の講義で、良かった人のプロットを配ったり、映画の続きを観るとの事
なので、その機会に勉強させてもらおうと思います。
また、先生からは「映画のパンフレットを読むといい」というアドバイスを
頂いたので、実行、もっと上手に書けるようになりたいと思いました。
講義終了後、先生と有志生徒で飲みに行くという事なので参加しました。
飲み会では、先生と直接お話ができ、講義の事やそれ以外の事も色々と聞く事が
できました。
とても貴重な時間が過ごせたし、先生との距離も近く感じました。
そういう事ができるのはこの「シナリオ講座」の魅力です。
入学前は迷ったり、悩んだりしたけど、この講座に入学して良かったと思いました。
初心を忘れずに、最後まで頑張りたいと思います!!
酒匂彩子(第54期基礎科夜間部)TVドラマ大好き人間。
いつか、恋愛ドラマが書きたい…。
- 2009/10/15(木) 23:56:52|
- 第54期基礎科夜間部
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まだまだ新しい環境に慣れないというか、いろんな事に手探りの状態の僕です。
今日は森岡先生の初講義でした。
その事について僕が今日は書かせていただきます。
本日はまず、森岡先生が脚本を書かれた『ツレがうつになりまして』の第一話を
見ました。
感想を一言で述べるなら、
「原田泰造かっこえぇわ」です。
彼の演技力に引き込まれました。
その『ツレがうつになりまして』を見た上で……
なんと、
先生が実際に使用した脚本を僕達に配布してくれました。
出来上がった作品とそれを比較して、どのようにドラマが出来ていくのか、を
学びました。
原作付き作品は、その原作や原作者をリスペクトするのが当然大切であるという
ことを実例をもとに話していただきました。
たとえば今回であれば、イグアナが原作者さんにとっていかに重要であるかとか……
そしてこの様に、実際に現場で使った脚本を元に書いた人から直接学べるという
ことがこの講座の最大の売りで、それこそがその他の専門学校との違いなんだぞ!?と
さりげなく、このシナリオ講座のCMが入ったりしたのですが……(w)
まさにその通りだと思います。
実際に使っている物を直に見せられると、とても説得力があります。
その後、僕らが宿題で書いてきたシナリオを元にどう書くのかを学んだわけです。
言葉で説明されるよりも断然わかりやすいですね。
書いてきたものをこことここを直せ、って言われるわけですから。
さて、本日の流れはこんな感じでしたが
それ以外に話の中で僕の印象に残ったものを書こうと思います。
まず、シナリオを書く時に
“金にする意識”を持っておくのと持たないのとでは違う、ということ。
映画やドラマにしたいという気持ち、人の椅子を奪うつもりで書け!と
その気迫が大事だという話です。
次に、句読点は呼吸である。書いたら声に出して読んでみる、と。
書いたものを読んでみれば、たしかに自然なセリフかそうでないかがマルわかり
ですよね。
最後は
「脚本は役者へのラブレター」です。
どんな意味が込められているかは、受けた人だけの秘密です。(w)
でもなんとなく分りますよね?
この言葉はちょっと名台詞かもしれない……と僕は思いました。
いつかこんなことを言って、誰かに感銘を与えさせてみたいものです(w)
蛭間鉄平(第54期基礎科昼間部)2009年4月、第53期基礎科受講。
2009年10月、第54期基礎科再受講。
- 2009/10/15(木) 21:22:35|
- 第54期基礎科昼間部
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